モールス信号アルファベット・数字・記号一覧
アルファベット (A-Z)
標準的な欧文モールス符号表
A
.-
B
-...
C
-.-.
D
-..
E
.
F
..-.
G
--.
H
....
I
..
J
.---
K
-.-
L
.-..
M
--
N
-.
O
---
P
.--.
Q
--.-
R
.-.
S
...
T
-
U
..-
V
...-
W
.--
X
-..-
Y
-.--
Z
--..
数字 (0-9)
標準的な数字のモールス符号表
0
-----
1
.----
2
..---
3
...--
4
....-
5
.....
6
-....
7
--...
8
---..
9
----.
記号
標準的な記号のモールス符号表
.
.-.-.-
,
--..--
?
..--..
/
-..-.
-
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(
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)
-.--.-
'
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:
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+
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"
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.--.-.
モールス信号の基本ルール
モールス信号は、短い信号(ドット、「.」)と長い信号(ダッシュ、「-」)の組み合わせで文字や数字を表現します。
時間の単位
- ドット (.) = 1単位時間
- ダッシュ (-) = 3単位時間
- 同一文字内の点と線の間 = 1単位時間
- 文字間の間隔 = 3単位時間
- 単語間の間隔 = 7単位時間
ドット (1単位)
ダッシュ (3単位)
要素間 (1単位)
文字間 (3単位)
単語間 (7単位)
例: "SOS" のモールス信号は「... --- ...」です。
モールス信号の歴史
モールス信号は1830年代にサミュエル・モールス(Samuel Morse)とアルフレッド・ヴェイル(Alfred Vail)によって開発されました。 当初は電信機による通信のために設計されましたが、その後、無線通信、光信号、音響信号など様々な形で使用されるようになりました。
最初のモールス符号は「アメリカン・モールス符号」と呼ばれるもので、現在広く使われている「国際モールス符号」とは異なります。 国際モールス符号は1865年に標準化され、世界中で使用されるようになりました。
20世紀初頭から中頃にかけて、モールス信号は海上通信や軍事通信において重要な役割を果たしました。 特に「SOS」(... --- ...)は国際的な遭難信号として知られています。
現代では、アマチュア無線家によって趣味として使用されるほか、 非常時の通信手段としても価値があります。また、点滅するライトや音などの単純な手段で情報を伝えられるため、 緊急時のバックアップ通信手段としても重要です。
アマチュア無線で使う略符号・Q符号
主要な略符号 (Prosigns)
AR
.-.-.
送信終了
SK
...-.-
交信終了
BT
-...-
区切り
KN
-.--.
指定局のみ応答を求める
主要なQ符号
QRZ
--.-. .-. --..
誰が呼んでいますか?
QTH
--.- - ....
あなたの位置は?
QSL
--.- ... .-..
受信確認
QRM
--.- .-. --
混信がありますか?